新約聖書と考古学

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新約聖書と考古学
旧約聖書の真実性の調査は私にとって肯定的に助けになりました。しかし、はたして考古学から見た新約聖書の真実性はどうなのでしょうか？旧約聖書の記録と写本は全世界を通してきちんと分類整理されています。しかし、宗教的リーダー（キリスト）が死んだ後、彼を信じて従って来た人々を激励する目的で、一部の熱心な弟子たちが個人的手紙と宗教書を集めて作り上げたのが新約聖書でしょうか？

ここまで来ると、真実を知りたいと言う探究心は私の心の中で燃え上がったのです。このような情報資源を入手できることも始めて知りました。聖書は世界の三大宗教のひとつで教訓を集めた“盲信”的神話学と思い込んでいました。聖書に歴史と考古学と遺跡とその証拠の基盤があることは想像もしていなかったのです。聖書を読みその証拠を確かめるため、私は新約聖書を週に４章熟読しました...

新約聖書は旧約聖書と同じように次から次へと歴史的記録を立証する、全く驚異的な書です...

ヘロデ大王が築いたユダヤの土台でもある神殿の山は今でもエルサレムに存在しています。イエスと弟子たちが神殿に入る時に上った“南の階段”は現在発掘中です。イエスの誕生地として一般的に認識されている聖誕教会はベツレヘムに位置し、さらにエルサレムにある聖墳墓教会は庶嚔ﾋ刑と庶嚔ﾋ刑で死んだイエスを葬った地として歴史的に認証されている場所です。この現場は紀元２世紀にローマによって閉鎖され（そして保存され）ました。

ガリラヤ湖の近くにあるナザレは現在も依然として活動的な町として栄えています。イエスが度々訪れたカペナウムとコラジンは現在既に発掘が完了し保存されています。ゲラサ（悪霊が入った豚の群れ）、テベリヤ（パンと魚の奇蹟）、べテスダの山（山上の垂訓）カイザリヤのピリピ（ペテロの悔い改め）等の遺跡は歴史的に立証され現在保存されています。

私は最も最近見出した全く魅了する新約聖書の一節と最近の考古学書、刊行雑誌、参考書を用いて長い時間を調査に費やしました...

イエスが汚れた霊につかれた人を癒し命のパンの説教をしたカペナウムのシナゴーグ。ペテロのの義母と他の人々を癒したカペナウムにあるペテロの義母の家。サマリヤの女とお話になったヤコブの井戸。体の不自由な人を癒されたエルサレムにあるベッサイだの池。目の見えない人を癒されたエルサレムにあるシロアムの池。パウロの裁判が行なわれたコリントの法廷。銀細工師たちの講義俣ｮが起こったエペモﾌ劇場。パウロが幽閉されたカイザルにあるヘロデの宮殿。¹　このように遺跡の証拠はあとをたちません...

勿論新約聖書の考古学的立証が神学的基盤だとは思いません。それにしても数多くの証拠類は力強い事実です。聖書で言及している歴史的場所と歴史的出来事は真実です。限度を超えるように思われる超自然的出来事に私は確信がありませんでした。だからと言ってその史実性を否定することはできません...

私はもう一段階深く掘り下げ、誰がこの歴史を書き記したのかを調べることにしました。信頼性を確立するには、このような高尚な出来事を記録した人物が何処から来たのか、また誰なのかを知る必要があります。

¹ ブレイアント・ウッド、聖書調査とその関連性。1995-2001, http://christiananswers.net/q-abr/abr-a005.html#nt 。プライスの、その石が叫んでいる295-318。マルコ、1:21-28、ヨハネ6:25-59; マタイ8:14-16;ヨハネ4;ヨハネ5:1-14; 9:1-4;使徒の働き18:12-17; 19:29; 23:33-35.。